Web竜の巣

知ってることを、知ってるだけ。

ポートフォリオを作ろう

お疲れさまです。

いろいろ悩ましい事態が起きつつあります。

 

色々な綺麗事はたくさんあるでしょうが、泥臭いお話です。

悩ましい中ですが、悶々とする頭の中の整理にお付き合いをいただければ幸いです。

 

 

ポートフォリオの要求

ポートフォリオを作らないと就職すらままならない。

現状の面談だと生々しい本音はこれではないかなというのが感想です。

 

そして、正直なところ、サーバーサイドのエンジニアの側として、

ポートフォリオというものは*難しい*ものです。

 

より誤魔化さず本音を言ってしまいましょう。 正確には、面倒がすぎる。

サーバーを整え、デザインを整え、バックエンドに機能を実装する。

 

簡単に書けばこれだけですが、

実際の工数、気にするべきことを思うと不毛極まりないため、

「要らないならやりたくない」というのが正直な感想です。

 

サーバーを整える

一言に言いますが、気にするべきは多々に渡ります。

セキュリティを固めないと、

レンタルサーバーを足場にして他者への攻撃に使われかねませんし、

いざLinuxレンタルサーバーを借りて物を出すにしてもお金もかかります。

そして、LinuxでWebサーバーを表示するだけでも、

インストールするソフトウェアが多く、またセットアップもしなければなりません。

どうしようこれというところです。

 

デザインを整える

一言に言いますが、フルスクラッチのデザインは工数が鬼です。

HTML、CSSJavascript。一人で全部やる、というのは厳しい物があります。

まともなものを動かせるようになるまで、どれだけ手間がかかるのか。

仕事でやるならばともかくとして、1個人でリソースをどこまで出すことになるのか。

現場で戦う身としては、正直考えたくもないです。

 

バックエンドに機能を実装する

これもどこまで必要なのか、という課題があります。

 

実際のコードはポートフォリオを見る側からすると、表に見えません。

Githubでコードを公開するのが必須になるでしょうが、

そこまで見る人はどこまで居るのか。

 

技術者が見るならばわかりますが、

採用に立つ側が技術者の人であるという保証もありません。

この点が頭を抱える点です。機能として何が必要なのだろうか、という。

 

サービスを利用してショートカットを

ここまでネガティブなことを書き連ねましたが、

正直、考えれば考えるほど面倒がつもります。

できる限り面倒は機械に押し付けるのが我々の仕事です。

 

そこで、まずこの点をショートカットできるサービスを当たることにしました。

 

サーバーを簡単に整える

Heroku

https://jp.heroku.com/

 

Herokuを噛ませてしまうのが正解かなと思います。

バックエンドはAWSで、そのラッパーとして機能するサービスです。

フリープランもありますし、

ホビープランならば700円程度。これで良いでしょう。

 

デザインを簡単に整える

BootstrapMade

https://bootstrapmade.com/

 

Colorlib

https://colorlib.com/wp/cat/bootstrap/

 

無料のBootstrapのデザインテンプレートに手を入れて、

デザインを固めてしまえば手間がかからず済むのではないかな、

という考えです。

 

他者のポートフォリオを見てみると(後述)、

実際は海外圏のテンプレートをカスタマイズして見た目を整えています。

肩肘をはらず、このあたりなら文句もないのかなと。

 

バックエンドに機能を実装する

こちらがどちらかというと本職ですので、まずはJavaとSpringbootかなと。

良さげなデザインにログインページを作成し、

簡易なログインページで管理画面のモックアップに移るか、

それこそログイン成功のブランクページを表示するだけでも良いかも知れません。

「ログインが出来る」事が重要という認識です。

 

セキュリティ問題はつきまといますが、

フレームワークに押し付けるのが手としては上手いでしょう。

 

他者のポートフォリオを見てみよう

HodaLab

https://hodalab.com/portfolio/

 

サーバーサイドしかやってこなかったエンジニアがポートフォリオを作った話

https://qiita.com/wakaba-bbq/items/116ba7b84dc9b211e4e7

 

NAMIZATO SERVERSIDE-ENGINEER

https://namizatork.com/

 

全体的に力が入った、手打ちのものもありますが・・・。

レベルが高いので尻込みするところもあります。

 

しかし、まずは表に出すことが優先かなと思います。

海外圏のテンプレートに手を入れられるだけでも、

少しは技術力の証明になるでしょう。

 

実務を考えれば、まずある程度デザインがあってそこからのお話です。

こうするのが良いのかな、という認識のもとに、

やってみるのが正解なのかも知れません。