【レビュー】プロとしてのOracleアーキテクチャ入門【第2版】(12c、11g、10g 対応) 図解と実例解説で学ぶ、データベースの仕組み (Oracle現場主義)
2017年14月6日ですね!
ああごめんなさい石を投げないで。(平謝り)
あけましておめでとうございます。
ずっと放置になっていたのは本当に申し訳ないと思っている。
読んだ本はあるけれど、それでも中々書く手が動かないもので。そんな中で一冊。
プロとしてのOracleアーキテクチャ入門 [第2版](12c、11g、10g 対応) 図解と実例解説で学ぶ、データベースの仕組み (Oracle現場主義)
- 作者: 株式会社コーソル,渡部亮太
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2015/04/24
- メディア: Kindle版
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読んだきっかけ
少し前、OracleDBの運用のお話があったので準備した本。その話はお流れになった。
監視だったか今はもう殆ど記憶にないが、その準備で購入した本だ。
DBと言えばなんでもOracleと言う人が多い業界である。
実際はPostgresDBやMySQLもあるのだが、中々どうして伝わらないものだ。
DBが変われば構造も全く違う。
最も、その辺の分別がついていれば、トレンドを追った話が出てこようものだが。
最新も最新で行くならば、CockroachDB始めとするNewSQLや、
今やもう古くなりつつあるが、分散処理のHadoopと言った比較的新鮮な話題が。
感想
実際の内部構造をきちんと解説する本である。
ただ、SQLのごく最低限がないと読み進めるのは辛いだろう。
初心者が4大命令もわからないうちに読むべき本ではない。
そんな人が読むべきは、まずは「スッキリ分かるSQL」からだ。
実運用をしたい、する必要がある、もしくはある程度知識を踏まえて動かしたい。
そういう人であればこの本は適している。
DBのリカバリの仕組みはどうなっているのか、
と言う奥の奥まできちんと触れている良本である。
きちんと読み込めば入り口にはちゃんと立たせてくれるだろう。
自分も、もし必要になったら読み返すようになると思う。
そんな本である。