【レビュー】実用Git
新案件は地獄かと思ったら技術者の天国であった。
なんだかんだでようやく『まともな』開発環境に出会えた事に感謝したい。
そんな中で一冊行こうと思う。
今回の案件に合わせて買った本である。
- 作者: Jon Loeliger,吉藤英明(監訳),本間雅洋,渡邉健太郎,浜本階生
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2010/02/19
- メディア: 大型本
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買った・読んだきっかけ
『次の案件でGitが触れる』と聞いたのがきっかけである。
技術者としてGit自体は知っていたし、名前もよく聞いていた。Githubの登場もあって、
分からないながらに少しは触ってみたことがある。
しかし、実務として触ることは全くなく、なかなかどうして書けないでいたのだ。
それがついに今回機会が来た。 まともなグループウェアの使用と共に。
技術書と言えばオライリー。
買えばハズレはそうないだろう。そんな勢いで買った。
感想
意外と読みやすい。単純すぎず、難しすぎず。
基礎の基礎から紐解くゆえに難しく感じる人もいると思うが、
それを抜きにしても純粋に読みやすい。
Gitの背景にある思想と、リーナス式バックアップの考え方には唸らされるし、
段階を踏んできっちりと、抑えるべきところを遠回りにでも『正しく教える』本だ。
「サルでもわかるGit」もいいサイトだが、
この本を踏まえて読んでいくとまたなかなかにいい。
逆の手順で読んで、サイトを本のサマリーとしてもいいだろう。
ちゃんと一読してみてほしい。
上級者向けとの声もあるが、正直そこまでという感じでもない。
あとは、最近の記事であるこちら。
これを一読しておいて、
間違ったらやり直すことを繰り返して覚えてもいいだろう。
トライアンドエラーは初心者の特権である。
全てのプログラマにGitの光があらんことを。
そんな感想と共にレビューを締める。